ドイツでエンジニアとして就職した話

こんにちはドイツで起業した米田です。今は自分の会社でイベント運営だったり、なんだかんだやってますが元々は、システムエンジニアでした。この言葉、あまり日本以外では使われてないかもしれませんね。ドイツでは、プログラマーの方が一般的な気がしています。それこそフロントエンド、バックエンドみたいな。今日は、ドイツで二回もITのエンジニアとして就職した経験からドイツでエンジニエアとして仕事を見つけた方法を紹介します。

ドイツでの就職活動で必要なスキル

なぜドイツではなく、日本からわざわざ採用するのか。それは経験です。

もちろん、ドイツでもエンジニアの採用は積極的にされていてもなかなか見つからないから、海外から採用するということがベルリンではしばしば見受けられます。

さらにいうと、海外のエンジニアで多いのは、インド人だったりスペイン人だったり、もう世界中からベルリンのスタートアップや、起業に転職をしてきています。

要するに、日本人がベルリンで就職活動をするときに、どういう人たちと戦わなければ行けないかっていうと、インドでバリバリ働いていたプログラマーだったり、ドイツでプログラミングのブートキャンプをやって転職を目指している人たちだったり、とにかく経験がある人たちです。

もし今この記事を読んでいる自分が、新卒だったり、プログラミング未経験だったら、ドイツの会社で就職したいと考えている場合は、なぜ自分が採用されるべきなのかをしっかり考える必要があります。

逆にいうと、日本でバリバリIT業界で働いていて、あーーんどいからドイツで仕事したい!有給は夏に1ヶ月欲しい!!って考えているのであれば、まさにドイツは応募するべき。

ドイツ語ができない?英語があまりできない?そんなに問題ありません。なぜなら即戦力が求められていて、ちょっと英語がわかって、仕様書が読めたら仕事できるから。

ドイツの就職のマインドとプロセス

僕がなぜドイツで就職活動をしたかというと、英語が下手すぎて、イギリスだったりアメリカでは通用しないと思ったからで、ドイツ人の英語なんてたいしたことないから、自分ならできるという魔法をまず自分にかけてください。それから応募しましょう。さて、ドイツで仕事をすることに決めたら、まずドイツへ行こうと思わないでください。お金の無駄です。絶対に仕事を見つける自信があってお金が十分にあるならどうぞ行ってください。という感じだけど、そうじゃないなら、日本からオンラインで応募しましょう。

そもそもドイツ語ができないが、理系のスキルがあるという僕の場合の応募した方法です。最初のドイツのコンチネンタルで仕事を見つけたのは、24歳ぐらいのときで、学部、修士を卒業、東京で2年弱働いたあとでした。ついでに言うと、その時は、ドイツで8ヶ月のインターンシップの経験と、英語は、TOEICで900点ぐらいでした。ドイツ語はB1。

僕の所感ですけど、ドイツ語は入りません。なぜならドイツの人ほぼみんな英語できるから。

1、履歴書(英語)

2、面接(英語)

3、社長面接(英語)、大手の場合は、役員

最後に、受かれば給与と有給が書いてある契約書が送られてきます。1社目の時は、確か上海に呼ばれて中国の空港で面接をしました。2社目は、東京で面接があり、3社目は日本に本社のある会社でドイツ採用だったので、日本の本社に呼ばれました。(有給10日、月給40万とかだったので即蹴りました。ドイツに行く意味ない。)

なぜまずドイツに行く必要がないかって言うと、ドイツの企業では法律で面接にかかる渡航費や移動費を支払うように決まっているので、自分で払うのがもったいないからです。

ちなみにドイツの僕の最初の給料は、3,000ユーロ(税金込みで)で有給30日でした。これは、エンジニアの初任給としたら普通です。もしエンジニアでない場合はもう少し給料が安いかもしれません。日本の人はけっこう言われるがままにハイハイ、と契約してしまうと思いますが、何事も交渉です。自分が納得いかなければ話し合いをしましょう。ちなみに、この24歳の時の僕は、ハイハイと契約してました。笑

ドイツでのエンジニア生活どう?

まさにパラダイスです。夢にまでみたエンジニア生活。と思いきや。そうでもありませんでした。

友達作りがしんどいですね。そしてドイツ人の友達はまずできないと思ってください。なぜなら、ドイツ語学校に行っても、会社でも外国人ばかりなので。笑

もし友達作りがすんなりできれば、ドイツの生活はとても楽しいと思います。僕も今ではたくさん友達がいて楽しくドイツ生活を過ごしています。

もっと気になることがあればいつでもコメントをお待ちしています。

 

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