ドイツでエンジニアとして内定が決まると次に必要なのはブルーカード。ただこの情報が全然ない。なんとなく採用される会社側からブルーカード申請する必要がありますねと言われたものの、何をどうすればいいんでしょうか。実は私は以前にドイツで働いてた時に一度申請したことがあるのに、もう忘れてしまっています。笑 そこでここではブルーカードの説明をするとともに、申請方法についてもすこしご紹介します。結論をまずいってしまえば、日本での手続きはまったく何もありません。領事館にも電話して確認したので安心してください。
ブルーカードとは(Blauekarte)
オフィシャルなページを参考にすると
。「EUブルーカード」は、EUの高資格外国人労働者新指令に従い、EU加盟国から発給される滞在許可証です。
この新たな措置の恩恵を受けるのは、特に、大学を卒業し、ドイツでの就労を目指す人たちです。これらの人たちは、税込み年収44,800ユーロ以上を保証する具体的な就職の可能性を証明できれば、就労許可を受けやすくなります。数学、情報処理、自然科学、工学分野の高度資格所有者並びに医師については、この最低年収額が35,000ユーロ弱となります。
ブルーカードはドイツで申請しよう!
このカードは、ようするにドイツで働くための滞在許可証です。日本人はVISAなしでドイツに3ヶ月間滞在できるのでその間にこれを申請してしまいましょう。ただし、自分自身の申請の他に採用してくれる企業の人事が手助けをしてくれるので必要以上の心配はいりません。まずドイツに行く前に企業側に申請してもらう必要があるのが、Arbeitsgenehmigung です。 日本語では労働許可です。これをドイツで採用してくれる企業がArbeitsagenturに申請します。この時にサインをした契約書とパスポートのコピーが必要なので送っておきましょう。
ドイツについたら下記の書類をもってドイツの外国人局(Ausländerbehörde )にいきましょう。行く前にしっかり外国人局のホームページからいる書類を確認してください。人事の方が必要書類をだいたい準備してくれると思うので、ここも心配しなくてもOKです。
- 労働契約書
- 会社から働き始めたという確認書類
- アパートの契約書 (住民登録の書類も)
- 健康保険の確認書類 (仕事が決まったらなるべく早めにKrankenkasseを決めて申し込みをしましょう。)
- 証明写真 (biometric )
- パスポート
- 申込用紙
です。これは私が2013年に提出した書類です。また、証明写真のサイズは日本のものとは異なります。ドイツについて証明写真屋さんでBiometricと伝えれば大丈夫です。また、地下鉄の駅の中や、Sバーンの駅にも写真がとれる機会がおいてあります。2016年現在では、6ユーロです。以前ちらっと、市役所でみた写真とる機械は7ユーロだったので、なるべく駅で見つけたらとっておきましょう。
滞在許可証の申請
フリーランサーだったり、条件ばブルーカードに合わなかったりする場合は、Aufenthaltstitelという滞在許可証を発行してもらう必要があります。ベルリンで申請する場合、ブルーカードに比べて外国人局での予約が取りにくくなっています。ドイツにくる5カ月前ぐらいには予約を抑えましょう。もし当日の朝に行く場合は、月曜日の7時半ごろにいけば間に合いました(体験談)。いろいろと情報がありますが、出身の国などで建物の入り口が変わってくるので、朝から並ぶ場合は正しい列に並びましょう!2016年10月現在では、日本人の場合は建物Bの2階(日本でいう3階)が並ぶ入り口でした。
さいごに
ドイツでの内定さえもらえれば、VISAの取得はあまり難しくありません。また日本で手続きもまったく必要がありません。現地についてすべきことは、上記の書類の準備の他には、アパート探し、住民登録、銀行、健康保険などやることがたくさん。この中で一番難しいのがドイツでの家探しかもしれません。日本にいる間からアパートは探しておきましょう!