海外で働くなら避けて通れないのが英語での面接。日本語の面接でも緊張するのに英語の面接では尚更緊張すると思っていませんか。もちろん初めての英語での面接は今思い出すけでもかなり緊張していました。しかし、私のように何度も転職をし、面接を多数こなすと緊張もそこまでしなくなります。ここでは私が初めて英語での面接をした時から、最近の面接で経験したことを踏まえ、面接に向けたお勧めの準備方法、心構えを3つ紹介します。みなさんの面接に少しでも役立てば幸いです。
1.面接は会話!一方的に話しすぎないように心がけよう
面接官は、大手になればなるほど、履歴書を見てくれる時間はほとんどありません。また日本から海外に応募する場合はまずは電話やスカイプで面接ということがほとんどです。自分ではしっかり考えて、履歴書を書いているから相手にも伝わっているだろうと思っていると大間違い。
これまでうけた面接では、いままでの経歴について説明してくれますか?とよく質問されました。これは電話・スカイプ面接に限らずすべての面接でそうです。その時に一枚自分の履歴書を手元に置いているかどうかがキーです。もし面接に行く場合は必ず数枚コピーして持っていきましょう。履歴書の時系列にそって話をするとスムーズに自己紹介ができます。
また、自分の話をするときはなるべく会話をするような形で話をしてください。よくやってしまうのが、事前にスクリプトを準備して、ひたすら読み上げてしまうこと。スカイプや電話の時には、私も初めての面接の時には準備をしていましたが、一気に読み上げてしまうと。違和感100%です。テクニックとしては、説明をする時に相手が相づちをうてる程度の間を作ってあげることです。このちょっとしたテクニックだけでお互いがスムーズに面接ができている感じがします。
2.会社のホームページをしっかり読んでおく
これまで面接をした会社で聞かれた質問で多かったのが、うちの商品について何を知っていますか?という質問。二度ほどこの質問が答えられずに玉砕したことがあります。基本的に海外の会社では、部署ごとに応募することがほとんどです。大手企業で面接をしたときは会社についてよりもスキルなど、何がしたいか、何ができるかを聞かれますが、中小企業となると社長さんや役員クラスの方と面接をすることもあります。その時は、会社について理解しているか、会社の今後の方針などを頭にいれておきましょう。
3.前任者はいましたか?いたらなんで辞めたの?の質問は必ず聞こう!
もし何か質問がありますか?と聞かれて狼狽えないように、事前に準備しておきましょう。
必ず聞いて欲しい質問は、”前任者はいましたか?いたならなぜやめたのですか”という質問がおすすめです。ここで、相手が気まずそうな表情をしていたら、少し追求してみてください。もし取り繕っているような言動があれば、ブラックな可能性があるので要注意です。
さいごに
海外の面接では日本とはマナーが違うため、あまり固くならすぎずになるべく会話ができるように心がけましょう。履歴書を準備して、会社のホームページを確認して、想定質問をある程度考えておけばあとは、心構えだけです。得に初めて英語で面接をするときは自分を落ち着かせるためにも、ゆっくり話しみてください。
英語での面接のテクニックは、いろいろ記事がすでにありますが、私の経験上、一番大切にしているのは、わかりやすい英語でかつ、自信をもって話すことです。ここで紹介した内容は私の経験をもとに書いています。(ほぼドイツ系の会社の面接)みなさんの参考になれば幸いです。
もし履歴書をまだ書いていないならこの記事を参考にしてみてくださいね。