ヨーロッパで学生が就職活動をする時期をみなさんご存知ですか?ヨーロッパの大学では卒業が日本よりも難しいため、就職活動は基本的に大学を卒業したあとに開始します。もし日本の学生の方でも、ヨーロッパの学生と同じようにインターンシップや、技術力をつけていれば、現地の学生と同様に、海外で卒業後に就職活動を始めても仕事を見つけれるはずです。むしろ日本のルールに従って大学4年時や、大学院2年生の夏に既に内定が出ている場合は、内定辞退ということになってしまうので卒業ギリギリまで待つ必要があります。ちょっと勇気がいる選択ですね。
卒業してからインターンシップをする
新卒採用なんていう単語があるのは日本と韓国ぐらいかもしれません。そこで海外の学生は卒業後に就職能力をつけるためにインターンシップをする学生もたくさんいます。ヨーロッパの仕事では即戦力が必要不可欠です。また、ポーランドやルーマニアの東欧では学生をしながら既に働いている学生たちもいます。では、インターンシップはどこで探してみたらいいのでしょうか。こういう時は、検索してみましょう。今回はせっかくなのでフランスで!もちろん英語が出来ることが前提ですから、キーワードは”internship france english speakers”.
たくさん出てきました。このように国名を変えたり、言語を英語じゃなくて、日本語にしてみるといろいろ出てくることがわかります。ただもちろん、インターンシップはちょっとという方は、いきなり就職活動をしてみてもいいかもしれません。そういう方は是非、大企業の実施しているGraduate Programに参加してみてください。
Graduate Programとは
このGraduate Programというのは、大学を卒業した人たちに企業でトレーニングをしてそのまま採用してしまおう!というプログラムです。おおきな会社で実施されています。例えば、私も申し込んだことがあるのがこちら。ドイツの自動車部品を作っている会社のプログラムです。
むしろインターンシップよりもこっちのほうが断然おすすめです。 このTraineeプログラムというところにあるDRIVE Continental Automotive Graduate Program をクリックすると説明を読むことができます。私の応募した年、あるいは部はドイツ語が必須で途中で落ちてしまいましたが、人事の方が、このプログラムに参加は無理だけど、といって空いているポジションを紹介してくれてなんと内定をもらえてしまいました。もちろん他の大手の企業でも実施しているので、一つずつチェックして、Cover letterを書いて、履歴書を書いて、それから面接をしてがんばって内定を取りましょう!いつか英語の履歴書の書き方も紹介したいと思います。