海外で働きたいなら大学を4年で卒業するな!

すこし煽った書き方をしましたが、大学生活をたった4年で卒業するなんてもったいないんです。就職したら後の人生はほとんど仕事です!学生時代の4年間は仕事をするまでの大切な時間です。理想の仕事を見つけるためのしっかりした準備時間にしましょう。海外で働きたいと思っている学生のみなさんは、英語だけ勉強していたらいいと思っていませんか。もちろん英語は必要なスキルですがもっと大切なことがあります。それは「仕事の経験」です。コンビニやカラオケ屋でアルバイトではなく本格的にインターンシップに参加した経験が海外の就職では有利に働きます。日本のいうインターンシップでは、一週間だったり長くても1ヶ月のものがほとんどですが、ヨーロッパでは半年間インターンシップをしたり、大学卒業後にインターン生として会社に入り、優秀であればそのまま本採用にいたるケースもあります。即戦力が求められている海外のポジションでは大学学生時にどれだけ仕事の経験があるかがキーポイントです。

 

海外インターンシップに参加しよう

卒業後にインターンシップをするのは、ちょっと、と考えている気持ちはよくわかります。そこでオススメするのが一年間の休学をして海外インターンシップに参加することです。そうすることで大学卒業時にはある程度の仕事経験ができ、さらには海外生活経験ができるため本当に自分が海外で働きたいかどうかがわかります。

一言に海外でインターンシップをするって言っても、お金もかかるし、どうしたらできるの?と思うかもしれません。実はドイツやヨーロッパのインターンシップでは給料が出ます。たいした金額ではないのですが、それでも生活には困らない程度は出るので安心です。応募するのも企業のページから地道にといった方法がありますが、日本の理系の学生さんにはとてもお勧めのプログラムがあります。

1. ヴルカヌス・イン・ヨーロッパプログラム 

vulcanus

このプログラムは日本人の理系の学生を対象に、ヨーロッパでの4ヶ月間の語学研修と8ヶ月間のインターンシップから成り立っています。私も1年ばかりドイツに参加しました!とってもお勧めのプログラムです。人生で一番価値観を変えてくれたプログラムといっても過言ではないかもしれません。出発費用に70万円の奨学金と、現地でも6600ユーロ程度の生活費がもらえます。理系の学生で海外に興味を持っている方はぜひ応募してみてください。傾向としては大学院生が多いですが、学部生の4年生卒業後に行くのを個人的にはおすすめしています。このプログラムについては後日詳しくご紹介します。

2.IAESTEインターンシップ

iaeste

理工農薬学系の学部三年次以上または大学院に在籍予定の方のプログラムです。こちらもヴルカヌスプログラムと同様に理系向けの海外インターンシッププログラムです。渡航費はでないようですが滞在費は出るみたいです。私の場合は、VulcanusとIAESTE両方ともに応募して、条件のよかったVulcanusに参加することにしました。

理系じゃないからインターンシップできない!

ここでご紹介したプログラムは私の経験から紹介させてもらったインターンシップです。それでは、文系の学生はどうしたらいいのでしょうか。上記の二つとも英語がある程度でき、理系であることを前提に応募をすることができます。そもそも私は学生時代海外に行きたいのであって、海外で働きたいとまでは考えていませんでした。おそらくみなさんも漠然と海外行きたいと考えていませんか?海外にいけたらなんでもいいぐらい考えている人もいるかもしれません。私もその一人でした。とにかく海外に行きたい人にオススメなのはこちら、ワーキングホリデーです。将来海外で仕事をしなくても学生時に1年間海外で生活をした経験は日本での就職活動でも有利なのは間違いありません。

3. ワーキングホリデー

workingholiday

これは30歳以下の人を対象に海外に住む滞在費を稼ぎながら現地で生活ができるプログラムです。略してワーホリと呼ばれていますが、このプログラムで行ける国は、オーストラリア     ニュージーランド     カナダ     韓国     フランス     ドイツ     英国     アイルランド     デンマーク     台湾     香港     ノルウェー     ポルトガル     ポーランド     スロバキア     オーストリアです。上のインターンシッププログラムと違って参加したい人はほぼ誰でも参加できます。ただし現地での仕事は自分で見つける必要があります。多くのワーホリ参加者は現地の日本料理店などでバイトをしています。あえて言いますが、将来海外で就職したい人は、会社でのインターンシップを探しましょう。例えば、イギリスの場合はgoogleでInternship、London等で検索すると何かしら出てきます。

海外留学、海外大学院に進学しよう

文系のみなさんは理系の学生より語学力が高いはずです。理系のように技術力を活かして海外でインターンシップをするのではなく、純粋に研究や現地の大学に移籍してしまうのが簡単な方法かもしれません。大学では通常姉妹校がカナダやアメリカにあり、ある程度の英語力があれば1年間の留学制度には参加できます。その後、大学が気に入ればそのまま転入してしまう学生もたくさんいるはずです。そんな簡単に言われても高い学費は払えないという方。みなさん知っていましたか?ヨーロッパでは学費ただの国があるんです。もし払ったとしても年間10万円ぐらいだったり。私の一押しのドイツもそんな国の一つです。日本の早稲田大学もそうですが、ドイツや他の国々でも英語で授業をしてくれる大学があります。インターネットで検索して英語で行ける大学をいろいろな国で探してみましょう。もちろん一緒に奨学金プログラムに応募するのを忘れずに。

今回は学生を対象に海外に就職するための準備について書いてみました!

 

 

 

 

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